« メリークリスマス! | メイン | トムとジェリーとチアノーゼ »

お参り

最近、霊的な話をよく聞く。
僕自身は霊についての存在を感じたことはほとんどなくって、だから信用していない。
怖いとかも思わない。現実の人間の方が余程怖いもの。

心霊現象やお払いというのは一つの機能で、悪いことばかりが起こることをとりあえず超自然現象のせいにしておいて、儀式をきっかけに気分を切り替えようという装置だと思っている。
人間の気分は鬱とノーマルだけを行き来しているわけじゃなくって、その中間の不安定な状態も存在するからその時に作用するものなのだろうと思う。

そんな僕ではあるけれど、ここ数年、お付き合いで大きなお寺さんにお参りに行くことが恒例になっている。先日も行ってきたのだけれど、境内には線香の香りが充満していて、来る人来る人みんな熱心にお参りをしていた。突然、祖父の葬式のことを思い出して、そこから祖父のことを色々思い出した。
線香の香りからの連想したのだろうと思うのだけど、そういうきっかけ一つでフラッシュバックできるほど、祖父の死が強烈な印象を僕の心に残していることを知り、疲労の中でのお通夜から葬式という流れもまた僕の中で強烈に残っていることを知った。
死を受け入れるための儀式というものの大きさを知ったような気がした。

ということで、お参りなんてのも悪くないなぁと思った。
よく見ればお寺ってサイケデリックだしね(特に中とか、仏像の後光とか)。
心がクサクサするので、何かお守りでも買おうかと思ったのだけれど、忘れた。
また、しばらくはクサクサするだろう。

コメントを投稿