ヒットラーババァ
今日はオバンに会ってきた。
オジンが死んでから寂しいだろうと思ったからだ。
オバンはとても老けたと思う。
僕が生まれた時、オバンはすでにオバンだったので、随分と長いことオバンをやっている。
家族と一緒にオバンを誘って飯を食った。
そんなオバンにも若い頃はあったわけで、割と脳みその出来が良かったオバンは戦争中の人手不足で小学校の教師をやっていて、女学校時代にはヘレンケラーのお話を生で聞いたらしい(ヘレンケラーは英語で喋っていたので言ってることがわからなかったということだ)。
小さい頃から色々と話を聞いていたけれど、実はヒットラーを生で見たことがあるというビックリ事実は今日初めて聞いた。ヒットラーはいつものナチスポーズ(?)をキメながら御堂筋をパレードしたという話だった。
オカンもその話を初めて聞いたらしく、興奮して「わたしはアベベを生で見たことがある」と対抗したが、世界のヒットラーと裸足で足が速い人を比べても負けは明らか。ヘレンケラーの分、数でも負けている。
若干右よりな息子(2歳)はその話に感動してか、その後オバンの手をとり駐車場を闊歩していた。オバンは息子の足取りがしっかりしているとしきりに褒めた。
オバンといつも一緒に居たオジンはもう居ないのだなぁと思うと頭から冷水をかぶったような心地がして筋肉が強張った。僕はオバンとオジンからつながっているのだから、阿呆のようにはなっていてはならぬと思う。それは何を成すかではなく、毎日毎日足取りしっかり歩むことでしか完成しないことなのだという強張りだった。
コメント
mojoさん 文うまくなりましたね
いや、こんな若造、文下手人間が言うのもあれですけど、
おもしろいっす べたですけど2歳の若干右よりの息子。笑
投稿者: nori | 2007年04月16日 16:02
> noriさん
サンクスです。
褒められて伸びるタイプなのでガンガン褒めて下さいませw。
投稿者: もじょ | 2007年04月18日 01:04