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血の味

壊れかけた人と話す。壊れても人は人なんだと思う。容赦ない人は何を容赦なく捨てられるのだろう・・・。

お祭りですくった出目金が死んでいたのでザリガンの水槽に放り込む。小さな桃色のザリガンが嬉々として襲う。自分より大きな出目金にしがみつき粘膜とともに肉を食いちぎっている。噛むと血の味がする砂をジャリジャリ咀嚼できなければ死んでしまうんだった。忘れるところだった。ボクは条件付きでここにいる。真っ黒でヌメヌメする出目金とそれを喰らう桃色のザリガンの姿が焼きついて鼻腔に生臭い匂いが染み付く。動物性タンパク質を見ると嘔気に襲われる。楽園なんて一畳もないんだ。

ふと、顔を上げるとボクは職場のデスクに突っ伏して眠っていたようだった。ライトは煌々と白くボクは無機質な空間をこころよく思う。そして少し身震いする。

コメント

出目金…

出目金、一番弱かった。

ザリガニがなくなられたら、
パラサイト虫が出てきます

まじで??
やべぇ。こえ〜けど見てぇ〜〜。

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