悪いことじゃない
去年から今年にかけて人に何冊か本をもらう。
どういうわけか、旅や外に出ることに関係している本が多かったりする。
ボクのことを外に出る人と思っているのか、それとももっと外に出ろと思っているのか、わからない。
わからないけども、外に出て何かを体験するというのは本を読むのと同じくらい大切だと思っている。
でも、ここで重要なのは何かを体験したからといって必ず何かを感じる必要はないということ。
そう仕向けられがちだけど、流されずに自分をキャプチャする。
何も感じないことは悪いことじゃない。むしろ素晴らしい。
世界の中心は自分ではいけないけれど、自分の中心は自分でいい。
あとは、どうして自分が何も感じなかったか?って自分の心に問うてみて深く考えてみる。
そうやって個の性質や風景が少しずつ完成していって、心が自分のものになる。
平凡だったらどうしよう?と悩む必要はない。
平凡という言葉はそうやって作られた個にあてはまる言葉じゃない。
共生虫 (講談社文庫)
村上 龍
















