
photo by VQ1005
ベッドに臥せっている。
いつも胃の腑を満たさぬ食事のせいで衰弱が激しいと向こうで声がする。
きっとダメなのじゃないかしら。
ええ、きっともうダメよ。
先生は輸血だなんだと騒いでらっしゃるけれど、あの子はそんなものじゃ元気にならないわ。
皮膚に穴を穿たれてそこから液が注入される。
きっと元気になりますからね。
彼女はそう言う。
嘘つきめ!皮膚や頭の中を弄りまわしやがって!
関節の痛みで目が覚めた。熱が出ていた。38度。
熱とマイスリーのせいで酷い夢だった。
誰にも弄らせるな!!
ボクはそう決意しつつ。もう一度眠る予定を立てた。