ダメ?ダッタイ
水曜日, 1月 6th, 2010ムクリ。
おはよう。眠った筈のmojo@orgasmです。
レッチリからジョン・フルシャンテが脱退との報を受けて起きてきました。
しかも完全に遅刻の状態で!
良かったよ。辞めて良かったと思う。
僕は何度でも言うけれど、レッドホットチリペッパーズは「Blood Sugar Sex Magik」で永遠に凍結したんだ。彼らのFunkはそこで純化しきった。滑らかな肌触りとジャリっとした砂を噛むような音で生々しく永久のものになった。
以降は、チャンプが防衛戦に勝ってただけだ。
もちろん、みんなわかってると思うけど、防衛戦に勝ち続けるっていうのは並大抵のチャンプにできることじゃない。
でもね、やっぱり鮮烈なノックアウトでベルトを巻く瞬間とは比べるまでもない。
しかもそれまでになかった闘い方だったんだから。
そもそもここしばらくフリーはFunky Crimeみたいな素敵なベースラインを見せてないじゃん。
ダメだよ。それじゃ。さびしいよ。
レッチリにとって曲が良くって売れるなんてことは意味がないことだ。Funkを体現する者でなくちゃならなかったんだ。レッチリは。レッチリの場合は。
じゃないとアンソニーの理論や思想がぶっ壊れちゃう。
もちろん、それはジョンのせいじゃない。
バンドが大きくなると自分達だけのことを考えてちゃダメだろうし、続けるためには常にTOPでいることも必要だったんだろうから、バンドのみんなが「一つの大きなロックバンド」へと流れていったんだろう。
その点、ジョンは才能がありすぎて賢すぎたんだと思う。
Funkを続けるには馬鹿でなきゃならない。一つのカッティングに全てを込めて永遠に演奏できなきゃならない。それは優秀なプレーヤーにとっては苦痛以外の何者でもない。優秀な作曲家にとっても苦痛以外の何者でもない。
アルバム単位で一曲か二曲演る分にはいいんだろうけどね。
それは誓約であって制約でもある。それは苦行で同時に信念なんだ。
どんな曲でも彼らのFunkは根底に流れているって言うんだろう?
それはメタルバンドが「俺たちはブルースに影響を受けてる」っていうのと同じくらいの意味しかないよ。
演ってる本人たちが一番わかってると思う。
ニルバーナ筆頭のグランジ勢の中、彼らが輝いていたのはその筋肉であり、その思想であり、そのポジティビティであり、Funkに命を賭けるその異端だったはずだ。
ジョンはそれらを超越したところに突入した。
彼の性質上、そうなったら戻れないだろうから辞めて良かったってボクは思う。
個人的なレッチリという文脈ではね。
ジョンという人物は大好物で、尊敬ペクトだよ。
今頃、
フリーは自由にブンブン飛び回ってるだろう。
アンソニーもラップでいいじゃん。
色気出しすぎたんだよ。
ファンとして、あんまり売れなくてもレッチリ然としたアルバムを創って欲しい。
特にアンソニーのためにも売れまくるってのは色々心配だ。
まぁ、母乳くらいからリアルタイムで聴いてきたおっさんの戯言だから気分を害する人がいたら
ほんますんまそーん。
ボクの中でのレッチリ然っていうのは以下の二枚。
The Uplift Mofo Party Plan [Analog]
The Red Hot Chili Peppers 
Blood Sugar Sex Magik
Red Hot Chili Peppers 

