Archive for the ‘プラクルアン’ Category

痙攣

金曜日, 8月 6th, 2010

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鳩尾(みぞおち)のあたりの骨がブルブルブルと痙攣するという症状に襲われている。
心臓の具合でも悪いのかと思ったのだけれど、どうも骨が震えてるように思う。
調べてみるとそこには剣状突起という骨があるらしい。
わたしの胸にある剣(つるぎ)がわたしを突き刺そうとしているのだろうか?

ジャンキーのように歌うから・・・だろうか。

マイロと相談の上、病院には行かないことに決めた。
お医者はきっとわたしを視ることが出来ない。
深い次元のわたしは愛や憎しみで満たされた一つの器のようだろうから。それは一つのエロスだろうから。
残念ながら、そこまで科学のメスは届きはしない。

わたしの尊敬する叔父は通信簿にこう書かれていた。
「概ね良い子であるが、授業中に時折、奇声を上げる」
そのことを知った時のわたしの誇らしげな気分がわかる人になら、ここまで降りてこれると思う。
君がここまで来たらお手手をつないでもっと潜ろうね。

偏屈の塊のお守り

木曜日, 7月 22nd, 2010

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わたしは何も信仰していない。
現在の日本において宗教などというものは形骸化していて、お金で全てがこと足りる。
お葬式も、ご結婚式も。

某月某日、わたしはタイに住む友人(日本人)とメールをしていた。
彼は現地のお守りを蒐集しており、どっぷりと漬かっているという。
昨今ではパワーストーンなどといって石に力があるやらなんやらで、とても高価で売買されたりしているが、わたしには関係はなく、まぁしかし日本人たるわたしはただ爆破されたり、呪殺されかかったりと忙しかった。

わたしは彼に一つ買って欲しいとお願いをして送って貰った。
現地のお話が面白く、アジアの混沌や懐が感じられたからである。
仏教の国タイ。王族よりも僧の位が高い国タイ。死亡事故が起こるとわれ先に写真を撮って雑誌に掲載する国タイ。
その方より送られたお守りは金色で、プラスチックにコーティングされており、首にぶら提げられる按配になっている。
汗をたくさんかく国の知恵で、そうすれば中身の本尊が汚れない。
それで、わたしはぶら提げた。

爆破されたり、忙殺されたりする日々の中で、わたしはふと、首のお守りに気づく。
わたしの中の深層にも仏様というのはおいでのようで、心が平常化する。
わたしはぶら提げているヒトである。仏を身につける者である。と思う。

河合隼雄さんのお話を思い出した。
人間は無感覚でいると心が狂う。つまり、座ってタイプしていても椅子の感覚、キーボードの感覚、臭いなど幾多の感覚に包まれており、それらがヒトを正常たらしめているというお話だった。
その一つとしてわたしの首にお守りがあり、仏教というアジアの哲学とつながり、わたしへと帰還する感覚。
異国のお守りという異物がインスピレーションの宝庫となり一つの茶室となる。

わたしがわたしを見つめています。わたしは。

きっとパワーストーンもこういう感じなのだろうと思った。
背筋を正してくれるモノがあるというのはいいことだ。
わたしは偏屈なので、異国のお守り(プラクルアン)であったということなのだ。

それで、今、現地から身につけて可愛いものを写真で送ってもらい、選別、値段を交渉し、購入中。
きちんとしたものであるから、べらぼうに安くはならないが、無茶苦茶高くもない。

パワーストーンやオーラの泉に乗り切れない人たちへの、偏屈日本人のためのお守りとして定着すれば面白いなと思っている。

以上、わたしとプラクルアンでした。