心の育て方

an arch
(photo by mojolovich)

余所からもらったメダカを数匹、お水を入れた容器に入れる。
しばらくメダカは泳いでいるだろうけど、放っておくと死ぬ。
それは餌をやったり、お水を換えたり、きちんと世話をしないから死ぬのである。

と同様に、毎日の大小様々な出来事に対する感情を、
心の中に放り込んで、見向きもせずに次の日を生きていれば、どうなるか。
それらも、やはり心から剥がれて死ぬのではないかと思う。

それらもきちんとお世話しなければならない。
何かひっかかりのあった時には、想像の石鹸玉にでも入れておいて、宙に浮かべておく。
そうして時間がある時には、どれか一つを手に取って眺めてみる。
眺めてそれに名前を与えてみる。本当にしっくりとくるような名前を探してみる。
上手く行かない時は別の石鹸玉でやってみれば良い。
別にこれは宿題ではないのだから、気の向くままにやれば良い。

そうするうちにそれらの間に経路が出来て、行き来が自由になり、
玉と玉の中身が行き来を始めて、伸びたり縮んだり心が深く豊かに活動する。

最近の僕はそのような仮説の下に生きていて、
以前よりも若干ながらカラフルな日々。

にほんブログ村 ポエムブログ 日常詩へ
にほんブログ村

これが僕の地図。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です