誰も楽しみにしていない一行詩を並べ立てる。
日中の句が少ないのはお仕事をしているから、
どうしても朝と夕と夜の詩ばっかりになる。
5-7-5の短い文字数では気取りようもふざけようもなく、
それをするのであれば、真剣に気取ったりふざけたりせねばならない。
しっくりときたものができると心がスーーっとする。
ところで、4月8日(日)はライブ。
いい歳をしてロックンロール。心斎橋ソシオまでみなさんいらしてください。
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春夕焼おれをごっそりもってゐった
春服のふくらみで知るやわらかさ
春の宵主観の宇宙が咲きにけり
蠅の子や日差しにヂヂッと消えにけり
春の蚊や仲間少なし欲はなし
春の朝セーフモードで起動する
春日差し狂人を一人笑わせた
白魚や一匹ずつに目玉あり
春日差しあらゆる穴ぐら満たしをり
木の芽時ハゲタカが嫌な声で鳴く
やどかりが夢の尻尾を切り刻む
台所海苔で冷たい飯を喰う
晴れの日は干からびた陽炎を抱く
山笑ふ俺は少しだけ泣く
春の星皿から一つこぼれ落ち
午後6時田螺(たにし)がネオンに身悶える
午後6時捨蚕(すてご)が螺旋を降りてくる
蠅の子を潰して笑う蠅の王
引き抜いてやどかりの腸(わた)の色を見る
生煮えの絵の具に落とす桜貝
春の朝記憶溶かしたミルクティー
孕み猫膿んだピアスを引きちぎる
星朧誰もが時代のミストーン
春風や揺れる光のディストーション
桜貝夜に踏まれて割れにけり
ただいま、お兄ちゃん。
> ガングリコさん
おかえりなさい。ん?
はじめまして。最初の文章のカタマリのほうが詩的で良いようなきがします。ワロタけど。
> 犬小屋さん
お返事遅くなってすみません。
また、少し文章にしてみてます。
一行詩もまた、報告しますが・・・。
ありがとうございます。
またコメントお願いシャーッス。