美しくチアノーゼ 魂の一行詩

umbrella
(photo by mojolovich)

先日、俳句結社の雑誌に掲載されて喜んでいたのだけれど、

結構、載るようで、よくわからないまま喜びすぎて恥ずかしい。でも嬉しかったので・・・。

さて、俳句は短い言葉を読んで勝手にイメージを広げて遊べばいいと思っていて。

例えば「昇降機しづかに雷の夜を昇る(西東三鬼)」という僕の好きな句がある。

雷は「らい」と読んで夏の季語。夜は「よ」と読んで、575となる。

昇降機はエレベーターなんだろうけど、

昇降機と言われるとなんだか古びたものが想起される。

雨と雷の夜、昇降機は昇る。古いからきっと静かではない。

軋んだりしてる筈なのに静かなのは、

そこに悲しい決意のようなものがあるような気がする。

昇り始めた昇降機は、もう後戻りはできない。

という映画のワンシーンのような想像が膨らんで楽しい。

↓多分こんなエレベーターの雨を想像している。

 

#####以下報告

台風の夜は大体壁見てる

髪洗ふ妻の背後で手淫かな

ベランダで午前4時頃食うパピコ

真夜中を横切る蠅やファズの音

ベランダに怒れる熟女腹揺るる

焼酎は合法ドラッグ飲み放題

グッドバイお花畑で待ってます

梅雨の街少女の胸はセルロイド

ひなげしのドブに咲きたる嗚呼パンク

炎天下無数の赤白帽混ざる

端居して循環不全の夜を待つ

夏服の少女美しくチアノーゼ

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