僕は帰る
温かい料理がたくさんあって、誰もがほがらかに笑っていた。
代金を支払って外に出ると痛いほど寒くて凍えた。
アスファルトでマイロがのたくっていて、下弦の月が辺りを照らしていた。
世界はとっくに瓦解していて、繋ぎとめる糸という糸はどの店にも置いてなかった。
上を向いたマイロの口がバックリと開く、僕はそこに顔を埋めていく、回廊のようなものを下る。
聖堂のような場所に出て、その真ん中にマイロの声が響く、
「とっくに瓦解していたのにあなたはついと認めなかったのです」
どんなに熱いシャワーを浴びても満たされて温まることはないこの肉体が、僕は帰ると言っている。
We Live
Electric Wizard 

