おバカさんのお布団

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結局のところ僕はおバカさんなのだ。
病床に臥して悔しかったことなんて一度もなかった。
友人達が外で遊ぶのを耳にしながら、僕はお布団の中、想像力と書物に遊んだ。
父親はそんな僕を蔑み、大声で怒鳴りつけた。
それは一つの台風だったので、お布団を被って通り過ぎるのを待った。
母親が「この子はもうすぐ死ぬのですよ。嗚呼可愛そうに」と呟いている場面を幾度となく夢に見た。
それでも辛くはなかった。
なぜならば、僕はそんな風であるからだった。
悔しいと思ったのはずっと後になってからの話だ。

それで僕は
健全な肉体には退屈な魂が宿る
とマイロに言ってやった。

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