ミルクの世界

090811_0020

久しぶりにこのブログを書こう。
ライブに向けてギターの練習などを始めたら時間がなくなって、何もできなくなってしまった。
岩戸に閉じ込められたような気分がする。

目を開けたらもう真っ白い光の中に居た。
彼女は鏡面のようにこちらを向いて目を開けていた。
わたしはいつも女性に対して自分を映し出している。
多くの男性がそうなのか?
わたしだけなのかはわからない。
彼女は細い細い声で歌っていた。

わたしは彼女の存在を疑うことにした。
マボロシばかりを見ていたら、自分を信じられなくなるのだ。
さて手足を動かそうとして、初めてそれらが縛られていることに気づいた。
彼女は歌いながら見ている。わたしはそれを見ている。
岩戸の外で魚の死骸が僕の屹立を見ている。

世界がミルクに染まっていく。

ミサイルマン (光文社文庫)
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