裸で座っていると

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風呂から上がると、僕は裸のまま座り、タバコに火をつけた。
彼女が這うように隣に来て、体についた水滴を拭いてくれた。

彼女は柔らかいタオルで筋肉や皮膚の隙間を撫でた後、
タオルを捨てて、手の平を肩にペトリと乗せた。

その手の平は吸盤のように僕に貼りついて、皮膚のすぐ下の神経がざわめく感じがした。
手の平が、肩から腕の方にゆっくりと撫で下ろされた時、僕は彼女が真っ赤な炎なのだと知った。
それから、二つの唇が近づいていった。

という夢を見て目が覚める。勃起していた。炎のようだった。
現実では悲しい炎だった。

裸で座っていると」への2件のフィードバック

  1. ガングリコ

    長い黒髪の、華奢な女性を想像しました。
    彼女に会いたい。

  2. mojolovich

    > ガングリコさん

    ん???、髪まで思い出せない・・・w。
    なんとなくの雰囲気だけの人でした。
    夢なので。

    今度、夢に出てきたら写メとっておきます。

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