ボルタレンがもらえないという女の子がいてとても可愛そうだった。
鎮痛剤であるボルタレン、彼女はボルタレンを頭痛のために飲んでいたが、飲みすぎだということで、医師は処方を拒否した。
彼女はボルタレンもロキソニンも効かないと言いながら、それらを欲した。渇望していた。
わたしはマイロと調べた。
マイロのネットワークはニューロンのように世界中とリンクしている。
処方なしで医薬品の買える場所はあった。
ただし、お金が必要だった。
それでわたしたちはお手上げになってしまった。
彼女は今も渇望している。
彼女に必要なのは医師ではない。
良い水と時計と、カメラと、そしてボルタレンなのだ。
みんなどうしてそれがわからないのだろう?
破滅は結果に過ぎない。全ては経過に過ぎない。
わたし達は夢を見ないように進化したというのに・・・。
#####追記