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テキサスのデーモン

火曜日, 4月 27th, 2010

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20100413125017 ▲我が家の多肉植物

ピチピチと飛び跳ねる自分の心はまだまだ青春時代の只中にいる。
わたしは一人手淫の海の中で踊っている。
複雑な法則には意味がないと今でも思っている。
トップに立つ奴が作ったルールは魂に届かないと今でも思っている。

わたしは一人で呆然とギターを抱えてゆらゆら歩いた。
音が大きすぎて耳が死んでいた。
ほとんど誰もわたしたちを見てはいなかった。

「わたしたちはテキサスから来ました」
と嘘を吐いた。

テキサスにはマイロという正真正銘の変態が居た。
幼女を殺害し、とり出した子宮を喰らっていた。
彼は満点の星空の下、星明りのシャワーの中で、
「俺は全くついてない。もしくは生まれた星の下が悪かったのか・・・」
と呟いた。
彼の切なさと、わたしの昨日の切なさには、何の違いもない。
それがブルースの真髄なんだよ。
ブルースが世界をすり潰すんだよ。暗黒へと。

RELOAD
メタリカ
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ヂヂヂ更新

流線形の世界

土曜日, 3月 27th, 2010

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文字がとても速く流れて僕は目がクラクラしていた。
局地的に流線形になるとラジオ予報でDJマイロが言っていたので覚悟はしていた。

僕は信号待ちをしていた。
そこで流線形が発生した。
世界は形を失い、スピードによって言語化されていった。
それは景色だけではなく、僕の記憶にまで及んだ。
あらゆる事象が形を捨てて文字へ変換されて、僕の両脇を横殴りに流れていく。

彼女は眠れないと言ってクリニックの待合室で座っていたその目には窓から横断歩道が見えていてそこには僕が居たその隣のお婆さんが脳溢血で倒れた瞬間に主治医は彼女にスイミンヤクを処方したそれがハルシオンでハルシオンとはハルシネーションから来ているのだろうかそのお婆さんはQQ車で運ばれていったがQQ車はすぐに事故にあうこうも物事が進んでいるのに「オマエは何を突っ立っているんだ!!!!」

僕は、はっと、或いは、ビクっと震えて自分が道路のど真ん中に立っているのに気づいた。
流線形は通り過ぎたようだった。
僕に向かって彼女が駆け寄ってくる。
あの文字の中の彼女に違いない。
仮に違っていたとしても僕は構わない。
彼女が近づくと僕は体がふわりと浮上する気分がした。
車の行きかう道路の真ん中まで彼女は一直線だったからだ。

貴方のシロップ

月曜日, 12月 21st, 2009

090811_0149

<簡単、安全に素晴らしい快感が得られます。>
シナシロップはラブドラッグとしてヨーロッパのセレブ達にも大人気。
「半信半疑だったけど、彼がどうしてもって言うから使ってみたの。彼の体とわたしの体が溶けていくのを感じたわ。本当の意味で一つになれた。それからは毎回使ってるわ。」

シナシロップはアダルトショップでコッソリ売られている。広告を見るとラブドラッグのようだけど、本当はヨーロッパのマッドサイエンティストが開発したただのドラッグ。幻覚作用と多幸感を誘発する。

このような広告に若者達が魅入っている。
大人たちは見ないふりをする。
君子危うきに近寄らずというわけだ。
しかし、大人たちはプルトニウムの扱いには熱心だ。
全くよくわからないんだ人間のことは・・・。

マイロは風呂屋のおやじに愚痴っていた。
「結局のところ誰かがリーダーと書かれた旗を振ってみんなを先導してる。で、そいつの関心は自分の損得だけなんだ」
愚痴ってはいるもののマイロはそういった人間達を興味深く眺めている。

麻薬書簡 再現版 (河出文庫)
William S. Burroughs
4309462987

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えろぐ「燃燃」更新
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