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2008年05月27日

Amber

Amber
Autechre
B000024FJU

初期Autechre(オウテカ)のダークアンビエント名盤。
現在のオウテカはかなり北の方まで飛んでいってしまっているのでボクは初期が好き。
ネジレまくったシンセの音。パーカッシブなドラム。
陰鬱で美しく聴きやすい。テクノ系初心者にもオススメの安心ユニバーサルデザイン。

まだむさ苦しいオウテカの二人が部屋に閉じこもって悶々と音を弄くり倒して遊び呆けるの図。またはそのさま。

頭の中をお掃除してくれます。
変な宗教なんかよりよっぽど綺麗になるんだから!

2008年05月09日

Bitches Brew

Bitches Brew
Miles Davis
B0000259BA

マイルス・デイビスの曲は強烈で鮮烈でおどろおどろしくってとてもスマートだと思う。
けど、JAZZの帝王だからって難しく考える必要はゼロだよ。

彼の音楽は脳の芯の部分にアプローチしてくるのだから、君が何かを考えたり思い描いたりする必要はない。
どんな芸術にも頭をグチャグチャにしてトライすること!
一発目のファラオダンスから第三の目が開眼するだろう。

君もボクのように伊達公子のおまんこの締り具合は伊達じゃないだろうなとか思いついたりできるようになる。羨ましいだろ?

ダヴィンチのノートを画像で見てボクはすぐに手帳を取り出した。あのね。どんなものにもノイズが必要なんだよ。美しいだけのものはそれだけで完結してしまう。本当に美しいものというのは完全無欠な塗りつぶしであってはならない。
汚れや乱れというのは自由と変換できる。想像力があればね。

マイルスはそこのところからいつだって攻めてくるんだ。

2008年04月24日

ISOFABRIC

Iso Fabric(アイソ・ファブリック)
OVAL オバル
B000056KUD

ovalことマーカス・ポップ。
電気的でアナログ的。
彼の噂・・・・
CDにマジックペンで落書きしてプレイヤーにかけると当然音飛びがする。その音飛びをサンプリングして曲を創る。
これだけ聴けばノイズ?ノイズの人?みたいになるんだけど、出来上がった音はなんていうか眠くてダルくてザラザラしててメロディックでドリーミー。
レトロな写真を見ているような感触がとても心地が良い。

ノイズを混ぜるわけだからドリーミーやザラザラはわかる。でもどうしてメロディック?
たぶんそれはサンプリングセンスのせい。センスのいいサンプリング音が反復されると次の音を予感させてくれる。裏切られない予感。いい意味で裏切られていく予感。それが繰り返されるとその中に身を置き続けたくなってくる。ぽーっとしちゃって・・・中毒的で麻痺的なワールドが展開されて・・・・・。


あ、そうそう歌とかないよ。音だけ。でも、ここ最近の一番のオススメだお。

2008年01月24日

SUCCOUR

by seefeel

密室の中、パイプ椅子。
意味のない尋問。
物音に敏感になっていくさま。

このアルバムはひたすら暗い深遠へと導かれそうでとても気持ちいいアルバム。
繰り返される音の断片と女性の声。単調で時に傲慢なリズム。
時代が古いにも関わらず永遠性を持っているのはオリジナルだからだと思う。

ちょっと調べたところによるとシューゲイザーバンドがエイフェックスと関わってアンビエントになったんだそうな。テクノ以外から来たアンビエント。

エイフェックスのアンビエントワークス2枚組みが究極だと思う人はかならず気に入るんだから買えばいいと思う。

2007年12月01日

GNAYSE

by bola

このところBOLAのこのアルバムばかりを聴いている。
ボクの中でテクノの理想系かもしれないと思いつつ・・・。
物悲しく未来的で抑うつ的で深海的。

BOLAというアーティストの印象としてNHKのプランクトン特集っぽいというのはジャケットの印象に騙されすぎかもしれないけれど、そういったのが当人もきっと好きなんだろうと思う。
ミクロとか深海とかいいよね。
なんでいいのか?って存在はしてるのに身近じゃないからなんだと思う。身近なものは痛々しすぎるし生々しすぎるし遠すぎるのは馬鹿馬鹿しすぎる。距離感について必死すぎてしんどくなるから何も考えずに何かを見ていたい。そういう気持ちなんじゃないかな?
どうでもいいけど、バロウズの書く「ジャンキー」も深海生物っぽいと思う。

ビチャビチャしたリズムと切ない上モノ。狂おしい・・・。ちょっと疲れてるっぽい。目が痛い。

2007年03月20日

THE ERASER

by thom yorke

怒涛のレビュー更新です。
雑音まできっちり混じったサンプリング音とトムのヒュロヒュロした声で綴られる音。
リアルでとても暖かい。トムの懐の深さを知る。

<ウッチーとの会話>
ちゃんと不完全さまで取り入れた音ってのはある意味緻密なんだよ。」

熱に浮いたようなボーカルはとてもビョーク的で楽器的。
女性にもオススメ。胸がキュルキュルするよ。

2007年03月18日

FRANCES THE MUTE


by mars volta

オマーのギターはマイルスディビスのペットのようだ。
指揮をしながらここという場所でここという音を鳴らす。
でもあくまでフリーキー。ポップソングを創れるのに無茶苦茶にするんだね。
このアルバムは一枚丸ごと作品のようになっていて、とても刺激的で綿密かつ自由というモンスターアルバム。
脳みそがかたい人は聴けないかもしれない。彼らはずっと遠くまでボク達を追い越していいるから。
脳がグラグラするよ。

2006年01月08日

Agatis Byrjun


by Sigur Ros

久々にぶっ飛んだ。幻覚作用抜群のバンド。
アイスランド出身っていえばビョーク姫もそうだったな。アイスランドって普通とは違う時間の流れがあるんじゃないのか・・・?
美しい音がキーンキーンとなっている中に「女か?」と間違えるような綺麗なボーカルが・・・。
なんつぅか、原風景の歌って感じ。
ん?原風景の歌って何って?知るか馬鹿!テキトーだこんなものは。

全く焦りがないのに情念を失ってない!という不可思議な世界でゆるゆる眠れっつぅの。

あ!そうそう、ここのボーカル兼ギターのお兄さんはギターをバイオリーンの弓で弾いてるよ。
微妙に変態だと言えるね。おやすみ!

Endtroducing...


by dj shadow

Dj Shadowを聴くなんて思ってなかった。ヒップホップにはあまり興味なかったから。
でも、アブストラクトヒップホップとかっていうジャンルを知り、興味を持って聴いてみたら、ガツーン!ビココーン!キてる・・・。
アブストラクトって曖昧なってな意味らしいんだけど、ほら、ヒップホップってやたら男臭いじゃん。でも、この人の音って繊細だったり、爆発していたり、とにかく色んな要素が入ってる。
例えばさ、生楽器好きな人が「サンプラーとかはどうもなぁ」とか思うじゃない?そこにアッパーカット!!
使う楽器じゃないんだよ。要するに想像力と実行力。

なんか気に入ったからもっかい書いとこ。
アッパーカット!!!

I AGAINST I


by bad brains

このアルバムを買ったきっかけからいきますと。
上にも出てくるパンクロック好きの友人がある日僕にパンクの雑誌を貸してくれました。
それもダンボール1箱分ほど。学校にわざわざ持ってきてくれました。
その雑誌の中で名盤として取り上げられていたのです。
上のアルバムを気に入っていたので悩むことなく買ったと。こういうわけです。
どうでもいいですね。すみません(笑)。

さて、このアルバムは崇高と言ってもいいほど素晴らしいアルバムです。
いろいろな音楽を消化してもう完全にバッドブレインズのワンアンドオンリーな世界。
演奏も素晴らしいし、曲も素晴らしい。(ただこのアルバムではレゲエナンバーが入っていません。)
一つの到達点とも言えるのではないでしょうか。
「私は私と対峙する。」というタイトルも素晴らしい。

KID A


by radiohead

ラヂオ頭好き?僕は「へっ」とか「ケッ」とか思って聴かなかった。女々しい感じがしたからね。
だけど、すげかった。このアルバム。レンタル屋さんで借りて一発目の出だしで(・∀・)イイ!!って思った。
そんなに変とか奇妙とかストレンジとかは思わなくって、ビョルク姫みたーい。って感じ。
そんで、しばらく寝るときに聴いて虚脱をしてて、大好きになりますた。

叫ばず、慌てず、ゆったりと曖昧に、そろそろと流れていって落ちる雫。日溜り。退屈。胸苦。微熱。

このアルバムは37.5℃。

TRI REPETAE++


by Autechre

オウテカのアルバムの中ではかなりのお気に入り。
工場の中にいるようなリズムが段々と当たり前になって、鳴っているのに静かっていう変な感覚に陥る。
だから、激しいんだか、おとなしいんだかわかんないし、醒めてんだか、眠ってんだかわかんない。
ということはそれはもう、現実ではない空間なわけで、部屋自体が異空間になって、だけども、それは現実を少し歪ませた程度の異界性なんであって、なんだか、それは落ち着いてしまう。

眠る前はこれを聴くことが多い。

EVERY DAY


by cinematic orchestra

まさにシネマティック。クールな天才がしっかりと素養を磨き込んで創った素晴らしいアルバム。
フューチャージャズらしいけども、なんだよ、それ?意味わかんねーよ。
何チャージャズか知らないけども、ボクにはジャズに聴こえない。SO COOLな音楽だってこと以外カテゴライズ不能。ボクは無能。想像力と技術の結晶だ。普通は反目しあうその2つが結晶してるってのがすげぇと思う。

DJ SHADOWとかと同列に聴こえるよ。楽器っていいねぇ。それで、電子機械の進歩だって有機的に作用することもあるんだって。聴くべし!!!!!!!!!