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2006年06月08日

Stadium Arcadium


by red hot chili peppers

最近、ちょっと疲労困憊モードなのでネットから遠ざかり気味だったんだけど、メモ帳に殴り書きしてたStadium Arcadiumの雑感を書いてみる。この間Stadium Arcadiumの感想は書かないと書いたことを裏切ってみる。

んっと、プライベートなことで、今ボクはちょっと深いところにいる様子で、性欲も減退気味だし何事にもやる気が出ない。
深い階層にいる時に聴ける音ってのはそう多くなく、大抵の音楽は耳障りでしかなくなる。
Stadium Arcadiumはそんな中でも聴ける音楽で実験的なポップスであることが凄いと思う。

こんなことを書くと脳病院に送られるかも知れないし、嘘っぽい奴だ!と罵られるかも知れないけど、どうして聴けるのかっていうのは、レッチリのメンバーが腐海の底みたいな場所で過ごし、そこから前へ開いていったという経験があるからだと思う。

深さっていうのは、あることをすれば深くなるというものではなくって、とても微弱な電波のようなもので、とても明るい馬鹿みたいな絵を描いてみても深い作品は深いし、どんなにディープな写真を撮っても浅い作品は浅い。
何がどう違うのかは知らないけど、100人中80人が深さを感じたのなら20人の馬鹿は放っておくとしてそれは深いと言えるかも知れないし、違うな・・・、1人でも本気で深いと思ったらそれは深いか・・・。深さについてはもうどうでも良くなってきたけど。要するに経験から作品に深さが染み込むという類のことをボクは信じてるわけです。
そんで、Stadium Arcadiumはダイナミックな聴きやすいロックという形態でありながら深い。
もちろん、それはボクの個人的体験の中でなんだけど感想は個人的体験と密になって当たり前だから仕方ないよ。

えーっと、ボクには待ってる人がたくさんいる。生命力にあふれたボクを息子や家内や友人たちが待っているから、ボクは深いところにいても光の方向に向かってちゃんと口や目を開けて進む。
それは少し物悲しいトーンだけどね。

2006年01月08日

BY THE WAY


by red hot chili peppers

どうする?たまたま乗ったタクシーの運ちゃんがイカレててヤバイことになってきたらどうする?
なぁ、どうするよぉ?
ちゅうわけで、レッチリのニューアルバムです。

今度のレッチリには見え見えのフックがない。アクロバティックな楽器の演奏もない。
まぁ、SEXでいやぁ正常位です(笑)。
正常位って面白くないイメージ?
でも、正常位で交わって、愛を語り合って、キスして、抱き合って。そういうの結構良かったりするのよね。僕的には。
そうそう、リラックスして、ハートを大事にした方がいいSEXになるって加藤鷹も言ってたりするし。
潮吹きだけがクライマックスじゃないってね。
関係ないか。
ビートルズも今の演奏技術からみたら下手っぴですわ。
アルバムを聴けよ。ベスト盤なんて買うな。
わけわかんないですね(笑)。ガンガン聴いてますか?僕も聴いてます。
なんていうか、感慨深いアルバムですな。ずいぶん待ったし、あの渇いた疲労の前作から今度はどうなるのかって感じで。
でも、なんとなく僕はわかってた。次は売れるってね。売れるドラマが完全に出来上がってたんだもん。時間をかけて聴きました。
じゃないとすぐにガッチリ仕組まれるから。ガッチリ仕組まれたら、友達にメールして助けを求めるよ。
逃げるってのと脱出ってのは、ちょっと違うんじゃないかなぁ。

TO RECORD ONLY WATER FOR TEN DAYS


by John Frusciante

John Fruscianteのソロ3作目。で、当然、メンバーはJohn Frusciante一人。

思い出したりしたのかな?ジョンは自分の注射の跡を見て、地獄のような日々を、思い出したりしたのかな?

さて、ドラッグについては、もうこのくらいでいいや。
んで、美しいギターの音色に導かれてこのアルバムは始まります。
ぶっきらぼうで印象的なソロが、まさにGoing Insideってな感じですね。
一度聴いただけでは地味なアルバムに感じるかもしれません。でも薄っぺらじゃなくて、詰まっています。
それは、何か、重労働者が帰り道にもらすため息と微笑みがもたらすある種のムードのような、たぶん、言葉にするとうまく伝わらない類いのものです。
だから、音楽的なテクニカルなこととか、色んなことは、どうでもいいやって思いますよ。
これは、もっと、ずっと奥の方だ。

CALIFORNICATION


by red hot chil peppers

メンバーは「Blood〜」と同様。彼らの7枚目のアルバムです。これでめでたくジョン復帰というわけです。
いろいろあったみたいだねジョン。薬物中毒とか、メンバーとの確執とか。大変だったけどおかえりジョン。
ってことでも思わず言いたくなりますね。これほんとに。
で肝心の音の方はといいますと、前作「One Hot Minute」との派手さとはうってかわって比較的地味目。
しか〜し、ただの地味ではありません。傷口を引っ掻くかのようなジョンのギターや深い苦しみを描く詩。
ブリブリだったリズム隊までもがより深い次元へと潜っていくかのようです。

疲労感と暖かさ。

このアルバムにはそういった言葉がふさわしいように思います。
ジョンが脱退していた時、彼は2枚のソロアルバムを残していますがそれは疲労、狂気の世界でした。
レッチリに復活したジョンはきっとそこでかつての仲間と触れ合い、いろんなことを分かち合いそして、暖かさを得たのではないでしょうか?
おとなしくなった?いいんです。好きなんだから仕方ない。

NIANDRA LADIES AND USUALLY JUST A T-SHIRT


by John Frusciante

メンバーはJohn Frusciante一人。ソロです。
しかし、く、暗い。1曲目から超ドロドロです。
囁く声の「ワーン、ツー、スリー、フォー。」のカウントの後の怖いくらいリアルなアコギ。
どこへ行くのかわからないままのソロ。
悲鳴のようなどうしようもない歌。
これが70分あまり延々と続きます。かなりヘビィです。でも僕はこのアルバムが好きでよく聴きます。
この頃のジョンは重度のヘロイン中毒だったようで、このアルバムは大麻を吸いながら創ったとか。
ここには当時のジョンのすさみきった、疲れきった姿があります。
裏切り、ドラッグ、内側の膿、乾燥。ときめきはそこになく欲望のみが汚らしく存在する世界。
自分のままにならない世界。吐き捨てる気力さえない自分への自己嫌悪。
しかし、やっぱり少しくらいは認めてもらいたい自分。
とそんな気分だったかどうかは知りませんが、僕にはそんな風に感じられます。
あなたの心には何が残りましたか(笑)?

BLOOD SUGAR SEX MAGIK


by red hot chili peppers

メンバーはAnthony Kiedis(Vo),Flea(B),John Frusciante(G),Chad Smith(D)の4人って、もうみなさんご存知ですよね。
このアルバムは彼らの5枚目のアルバムです。そしてもっとも僕のお気に入りでもあるわけです。
「おいおい母乳はどうした?」とか「モフォ・パーティ・プランは?」とか言われそうですが、確かに3枚目も4枚目もかっこいい。でも僕的にはこれってことでお許し下さい。
で、どこが好きかって言うととにかく深いってことです。
coolなアンソニーの詩、coolなフリーの音、coolなジョンの音、coolなチャドの音。
おまけにジャケットもcoolときたもんだ。
それじゃ激寒じゃないかって?それはあなたHotでChiliな彼らなので情熱いっぱいおっぱいなわけです。
これ創るのになんでもロスのお屋敷を借り切ってのレコーディングだったそうで、しかもそこは有名な幽霊屋敷でもあったそうですが、Funky Monksというアルバム製作風景ビデオを観るかぎりメンバーは超楽しそう。
屋根に登って意味不明なこと言ってたり、酒飲んで騒いでたり、インタビューに意味不明なこと言ったり。
まるで中学生の修学旅行の様でした。
さ、そこなんですがそういう風に創られたって雰囲気がアルバムにも反映されてるように思うのです。
キメルところはキメル彼らですが、「ちょっとお茶でも飲もうぜ」っていういい意味でのダラけ具合、これって重要なんだと思う今日この頃です。

THE UPLIFT MOFO PARTY PLAN


by red hot chili peppers

メンバーはAnthony Kiedis(Vo),Flea(B),Hillel Slovak(G),Jack Irons(D)の4人です。
これは彼らの3枚目です。つまりアンダーグラウンドから一気にドカーンとぶち上がる時期のアルバム。
だから悪いアルバムのわけがありません。捨て曲無し!今でもステージで演る曲多いです。
スロヴァクの最後のアルバムです。(この後クスリで亡くなったので。)
でもファンキーです。もちろんバキバキにです。効用としては元気百倍になれます。
フリーもノリノリでかっちょいいチョッパーを聴かせてくれてます。最高!
スロヴァクのギターはカッティングのお手本ですね。グルーヴですよね?ギターも。
っていうかこのアルバムではメンバー全員がグルーヴしてます。みんなリズム楽器だ(笑)。
う〜ん。明るい。まさにLAって感じですが今聴くとちょっと哀愁も感じられます。
やっぱ深いバンドは最初から深いんだなぁ・・・。
個人的に僕は沈み気味の時によく聴きます。で、もちろん元気になります。
ほら、いろいろ嫌なことあるでしょ。人間ね(笑)。だからそういう時にはこれ!!